大 貞長(おお の さだなが、生没年不詳)は、平安時代前期の官人。氏姓は金刺舎人連のち大朝臣。
経歴
信濃国諏訪郡の人。科野国造の後裔で、もと金刺舎人(金刺連)氏。清和朝の貞観5年(863年)右近衛将監正六位上で大朝臣を賜う。
貞観8年(866年)外従五位下に叙され、同9年(867年)1月、参河介に任じた。
貞観11年(869年)3月、参河介に再任した。
官歴
『日本三代実録』による。
- 時期不詳:右近衛将監、正六位上
- 貞観8年(866年)1月7日:外従五位下
- 貞観9年(867年)1月12日:参河介
脚注
参考文献
- 経済雑誌社 編『日本三代実録』経済雑誌社〈国史大系第4巻〉、1901年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991094。
- 阿部猛『日本古代人名辞典』東京堂出版、2009年。ISBN 4490107617。
関連項目
- 諏訪大社




