ジェイムズ・トンプソン(James Thompson、1964年10月16日 - 2014年8月2日)は、フィンランドのラハティを拠点に活動した推理作家。ヘルシンキ大学で英語文献学の修士を取得。同校でフィンランド語を学び、流暢に話すまでに修得したほか、6か国語を学んでいた。フィンランド人のカリ・ヴァーラ警部を主人公とした推理小説を4編上梓した。
2014年11月には、アカシック・ブックスから自ら編み、自著も含むアンソロジー集"Helsinki Noir" (ヘルシンキ・ノワール)を上梓。
2014年8月、急死。
作品リスト
ヴァーラ警部シリーズ
カリ・ヴァーラは、ラップランド・キッティラの警察官。トンプソンの処女作『極夜/カーモス』(原題:Snow Angels )で初登場。シリーズ第2作『凍氷』(原題:Lucifer's Tears )で、ヘルシンキへ越す。
その他の文学関連のこと
トンプソンは、オンライン・レビューサイト『ニューヨーク・ジャーナル・オブ・ブックス』に最初にレビューをし、後にレビュアーとなった。運営元は、トンプソンの早すぎる死を悼み、彼のレビュー一覧のページに追悼の言葉を載せた。
フィンランド語のみでの出版物
- Jerusalemin veri (2008)
- Jumalan nimeen (2010)
その他
- Helsinki Noir (2014年11月 ISBN 978-1617752414) - トンプソンが編んだアンソロジー集
出典
- 注釈
- 出典
外部リンク
- James Thompson's official website - ウェイバックマシン(2014年1月8日アーカイブ分)
- James Thompson on Akashic Books' website
- James Thompson on Penguin's website




