エマ・ド・フランス(フランス語:Emma de France, 894年 - 934年)は、西フランク王ロベール1世の娘で、西フランク王ラウールの妃。

生涯

921年ごろ、エマはブルゴーニュ公ラウールと結婚した。ラウールは923年7月13日に西フランク王としてソワソンの サン=メダール修道院で戴冠し、エマは王妃となった。

エマは夫の王位をカロリング家のシャルル3世や義兄エルベール2世から守った。エマは931年にアヴァロンを占領し、933年には夫ラウールの軍隊と共に、エルベール2世に対するシャトーティエリの包囲戦を主導した。

エマは戴冠したことがわかっている最初のフランク王妃である。エマは931年に夫の戴冠より少し後にランスでランス大司教スールフにより戴冠された。このことは年代記に述べられている。

エマにはルイという息子が1人いたとみられる。また、ジュディットという名の娘もいた可能性がある。

脚注


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