ジョーダン・EJ15 (Jordan EJ15) は、ジョーダン・グランプリが2005年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。ティアゴ・モンテイロとナレイン・カーティケヤンがドライブした。ジョーダンチームとしては最後のF1マシンとなった。

概要

フォードは2004年末にコスワースの売却を決定し、ジョーダンは2005年シーズンに使用するエンジンが決定しない状態であったが、すぐさまトヨタがワークスと同等のエンジン供給を決定した。

チームは2005年の初めにミッドランド・グループに6,000万ドルで売却された。ジョーダン・グランプリの名称は登録の関係上2005年シーズンも使用されたが、チームは翌年MF1レーシングに名称を変更した。2005年シーズンを通してジャーナリストはミッドランドが長期間フォーミュラ1に参戦するか疑問を呈した。噂はシーズンを通して広がり、エディ・アーバインがチームの買収を希望しているとまことしやかにささやかれた。

チームは2名のルーキー、モンテイロとカーティケヤンを起用した。EJ15は予選ではグリッド後方の常連で、事実上のライバルであるミナルディに先行されることもあった。チーム最後の表彰台はアメリカGPでもたらされたが、このレースはミシュランタイヤ勢が、タイヤの安全上の問題で棄権したことにより、ブリヂストンタイヤユーザー6台のみで争われた物であった。モンテイロはベルギーGPで8位に入ったが、これがジョーダンチームとしては最後のポイントであった。チームの最終戦は、モンテイロが11位、カーティケヤンはリタイアで締めくくった。だが信頼性は高く、モンテイロが当時の新人最多連続完走記録16戦をつくった。

F1における全成績

(key) (太字はポールポジション)

参照

外部リンク


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