ディスカバラー1号(Discoverer 1)はアメリカ合衆国の人工衛星。コロナ偵察衛星計画における最初の衛星で、1959年2月28日1時49分(PST)にカリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地からソー・アジェナロケットによって打ち上げられた。
コロナ計画の偵察衛星であるKHシリーズ(Key Hole、鍵穴の意)の最初のタイプである、KH-1型のプロトタイプであったが、カメラやフィルムカプセルはどちらも搭載していなかった。
ディスカバラー1号は南極に向けて打ち上げられ、極軌道に投入しようとされた最初の人工衛星であるが、成功しなかった。後に機密解除となった中央情報局(CIA)の報告書では「今日ではほとんどの人間が、ディスカバラー1号は南極近くの何処かに落下したと信じている」と断定されていた。
参考文献
関連項目
- コロナ
外部リンク
- http://www.astronautix.com/craft/kh1.htm
- https://web.archive.org/web/20071003082210/http://msl.jpl.nasa.gov/Programs/corona.html
- Day, Dwayne A.. “Lost over the horizon: Discoverer 1 explores Antarctica”. The Space Review. 2010年11月25日閲覧。




