安芸中野駅(あきなかのえき)は、広島県広島市安芸区中野二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。駅番号はJR-G05。
歴史
- 1917年(大正7年)7月13日:鉄道院山陽本線の瀬野駅 - 海田市駅間に中野信号場として設置。
- 1920年(大正9年)8月15日:駅に昇格、安芸中野駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1960年(昭和35年)6月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1973年(昭和48年)5月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる。
- 1982年(昭和57年)5月12日:駅舎改築。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1989年(平成元年)9月:みどりの窓口営業開始。
- 2002年(平成14年)10月5日:ダイヤ改正により、当駅折返しの列車が廃止される。
- 2007年(平成19年)
- 5月24日:自動改札機導入。
- 9月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により、上り・下りともに一部の列車が2番線に発着開始。
- 2011年(平成23年)3月1日:バリアフリー化工事が完成。
- 2018年(平成30年)
- 7月6日:平成30年7月豪雨により営業休止。
- 8月18日:瀬野駅 - 海田市駅間で運転再開。白市駅まで運転を再開する前日の9月8日までは、一部の列車が当駅で折返し運転。
- 2022年(令和4年)3月30日:駅舎北側に、歩道橋型の自由通路が完成。
- 2023年(令和5年)9月30日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2024年(令和6年)8月1日:当駅での駅員の常駐を廃止し、インターホンでの遠隔対応に変更。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。1番のりば側に駅舎があり、島式ホーム(2・3番のりば)へは跨線橋で連絡している。また現在の駅舎は1975年(昭和50年)頃に改築されたものである。
駅員は周辺駅を含めて巡回を行うため当駅には常駐せず、改札口付近に設置されているインターホンにて対応を行う。ICOCAの利用が可能のほか(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)、JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
のりば
- 付記事項
- 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。上下共用の待避線(中線)である2番のりばは、線路保守目的で上り下りともに一部の普通列車が使用している。
- 2002年までは当駅折返し列車が設定されており、2番のりばを使用して折り返していた。
- 工事臨時列車が停車・留置することがある。
駅構内設備
- 自動券売機
- みどりの券売機
- 自動改札機
- セブン-イレブンキヨスク
ダイヤ
データイムは1時間あたり両方向共に4本運行されている。朝夕のラッシュ時間帯は運行本数が増加する。なお、「通勤ライナー」、「シティライナー」は当駅に停車しない。
利用状況
- 以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。
- 乗車数グラフ
駅周辺
その他
- ICOCAの使用履歴について、当駅は「アキ中野」と表記されている。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 山陽本線
- ■快速「シティライナー」・■快速「通勤ライナー」
- 通過
- ■普通
- 中野東駅 (JR-G06) - 安芸中野駅 (JR-G05) - 海田市駅 (JR-G04)
- ■快速「シティライナー」・■快速「通勤ライナー」
脚注
注釈
出典
参考文献
- 各 広島市統計書
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 安芸中野駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道




