ブライアン・ジョゼフ・ビクスラー(Brian Joseph Bixler, 1982年10月22日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州エリー郡サンダスキー出身の元プロ野球選手(内野手および外野手)。右投右打。
経歴
プロ入り前
東ミシガン大学在籍時の2002年、ミッド・アメリカン・カンファレンスのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
2004年は59試合で打率.453 ・ 8本塁打 ・ 47打点 ・ 出塁率.519 ・ OPS 1.169 ・ 31盗塁と言うハイレベルな数字を叩き出し、MACのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、アマチュア時代から注目を集める。
プロ入りとパイレーツ時代
2004年6月7日、MLBドラフト2巡目(全体52位)でピッツバーグ・パイレーツから指名を受け、6月30日契約成立の運びとなり、プロ入りを果たした。契約後、傘下のA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズでプロデビュー(59試合出場)。
2006年は、A 級リンチバーグ・ヒルキャッツとAA級アルトゥーナ・カーブの2球団合計で133試合 ・ 打率.302 ・ 出塁率.384 ・ OPS.806 ・ 24盗塁。遊撃守備では26失策を犯したものの、6月27日はカロライナ・リーグのミッドシーズン・オールスターに、8月31日は同リーグのポストシーズン・オールスターに出場。シーズン終了後、チーム内の有望株リストで7位にランクされた。
2007年はAAA級インディアナポリス・インディアンスにステップアップし、129試合・打率.274・出塁率.368・28盗塁。7月11日はインターナショナル・リーグのミッドシーズン・オールスターに、8月28日は同リーグのポストシーズン・オールスターに出場した他、ベースボール・アメリカ誌のAAA級オールスター・チームにも選ばれた。また、11月に台湾で開催された第37回IBAFワールドカップではアメリカ・ナショナルチームに選抜され、金メダル獲得に貢献(個人成績は、9試合・25打数4安打(1二塁打)5四球) 。シーズン終了後、チーム内の有望株リストで8位にランクされ、ベスト・インフィールド・アームに挙げられた。
2008年4月6日に、正遊撃手のジャック・ウィルソンがふくらはぎ負傷により故障者リスト入りしたため、入れ替わる形でメジャー初昇格を果たす。同日、フロリダ・マーリンズ戦の9回表に代打起用され、空振り三振に倒れた。
2009年も、メジャーリーグで18試合に出場。2年連続で打点・盗塁をマークした。
インディアンス傘下時代
2010年1月8日にヘスス・ブリトーとのトレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍した。アンダーソン・ヘルナンデスが40人枠に名を連ねたため、開幕からAAA級コロンバス・クリッパーズで64試合に出場した。
ナショナルズ時代
2010年7月12日に金銭トレードで、古巣・パイレーツへ移籍した。8月17日に再び金銭トレードで、ワシントン・ナショナルズに移籍した。AAA級シラキュース・チーフスでプレーした。
2011年4月22日にナショナルズと再契約し、この年は2年ぶりにメジャーに復帰した。
アストロズ時代
2011年11月3日にウェイバー公示を経てヒューストン・アストロズへ移籍した。
2012年10月4日にFAとなった。
メッツ傘下時代
2012年11月16日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。
2013年11月5日にFAとなった。
フィリーズ傘下時代
2014年2月4日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだが、4月10日に放出された。
パドレス傘下時代
2014年4月25日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。
詳細情報
年度別打撃成績
背番号
- 10(2008年 - 2009年、2011年 - 同年途中)
- 43(2011年途中 - 同年終了)
- 12(2012年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Brian Bixler stats MiLB.com (英語)




