桑津天神社(くわづてんじんじゃ)は、大阪市東住吉区桑津三丁目にある神社。祭神は少彦名神をはじめ、明治時代の合祀により菅原道真、須佐之男命、奇稲田比売命、野見宿禰、天児屋根命、布刀玉命、天宇受売命、猿田毘古神、経津主命、健甕槌命の計11柱。旧社格は村社。

由緒

社伝によれば、仁徳天皇の妃である日向髪長媛が病気に罹ったとき、天皇が少彦名神に全快を祈って快癒し、それが縁でこの地に同神を勧請された。

髪長媛は、神の資格のある采女として日向国より召され、仁徳天皇妃となり、桑津の地に居住していたという。

明治5年(1872年)村社に列した。明治41年(1908年)近隣の林神社(牛頭天王社)を合祀し、翌明治42年(1909年)神饌幣帛料供進指定神社となった。

祭礼

  • 夏祭り:7月16日~17日
  • 本祭(秋祭り):10月16日~17日

両祭ともだんじりが曳かれる。

所在地

大阪市東住吉区桑津3-4-17

外部リンク

  • 東住吉100物語「桑津天神社」
  • 桑津のだんじり - ウェイバックマシン(2000年10月30日アーカイブ分)

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